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2010年 05月 09日
去る4月24日には、短歌人会内で作っているぼくら新人会の主催で、石山寺吟行歌会を行った。
昼前に、京都駅近くのJR石山駅に25人ほどの参加者が集まって、瀬田川に添って京阪電車で石山寺駅へ。 旅館へ。 いくらか風が冷たかったが、なんとも気持ちのいいクルーズ。琵琶湖の中まで乗り入れる。二階はデッキになっていて、眺望すばらし。短歌人社外からMEGさんも参加。短歌人発行人の中地さんと顧問の蒔田さんもおいでくださって、素晴らしい吟行合宿になる予感あり。 遅れてきた治美も船着場でキャッチアップしてきた。合流! 「寝坊だけど、うんうんよく来た、K原!」 その足で、石山寺へ。拝観入場。 広いこと広いこと。直ぐに全員ばらばらに。 しかし、行く先々で、ふっと横を見たら誰かがいたり、誰も居ないと思って境内をさまざま興味深深にみていると、肩越しにふっと声を掛けられたり(仲間から)、25人くらいで山に散らばると、不思議なものだ。 途中「お抹茶と団子屋」の前を通れば、中に仲間が寛いでいる。 モードの転換の早いのが短歌人。 全員無事に旅館を探し当てている。 大広間に集まって、大宴会の始まり。遠方の人は島根、長野、埼玉、東京、静岡、名古屋などなど。中地さんの御挨拶と蒔田さんの乾杯の音頭で開始。 夕食宴会のあとは、こじんまりした(それがなんとも感じよい)玄関ロビーで、旅館こころづくしの「琴と琵琶のミニコンサート」へ。これがレベルが高かった。現代音楽の琴もあり、童謡もあり、なかには「心をかきむしられた」と感動した歌人も。 つづいて短歌人恒例の深夜サロンへ。 このために、事前に旅館と交渉して酒類持込を許してもらっている。貧乏合宿を快く理解して頂いて、禰子、知哲がスーツケース持参で、寛も助っ人で、およそ50キロの飲料を京都で確保の後搬送。重い~~~! 深夜サロンは世話人の部屋へ全員が詰まり、ではなく集まり、アトラクションありフラあり、歌の朗詠あり、それぞれ気持ちの赴くまま、思う存分飲んで話して笑って転げて、楽しげ。 酒飲みがこんなに集まったのに、世話人手塩の50キロの酒とソフトドリンクの威力はびくともせず、 飲めども飲めども尽きない!外は冷蔵庫の冷たさ。2重窓の外の縁側に出しておく。 二間続きの世話人部屋は離れの一軒屋なので、声が漏れても苦情はゼロ。 みなさん、お時間の許す限り、と言ったら、最後の客が帰ってのは3時半過ぎ。世話人が片付けて蒲団を敷いたのは午前四時。 遅い。 仮眠的睡眠をとって、7時に起床。 8時には全員が晴晴とした顔で大広間で朝食。 9時より、歌会。当日参加あり。27名の歌会。 司会は前半生沼さん、後半平野さん。 蓋を開けてみると、じゃじゃ馬、暴れん坊、苦虫、ハイパー、浪人、医者、仙人、隠者、サラリーマン、OL、いろいろ混じっていて、これはこの二人の司会じゃなかったら、えらいことにと、いまさら人知れず冷や汗をかく。 蒔田さんが宴会の挨拶でおっしゃった、「この怪しい集まりは、これはこれで面白いから、このままめげずに続けるように。」という含蓄深いお言葉が、まさに腑に落ちる。 いったい誰がまとめてるんだ? 誰もまとめてない、勝手にみんなでまとまってるんだ、という具合がおもしろい、と思う。 総じて歌会は発言が多すぎて、「あんたは発言回数既に多いから自粛せよ」などという、司会差配の指令などもばんばん出て、鋭い歌会に。 面白い。 怪しい。 無事に終了して、チェックアウト。旅館の女将さんがにこにこ最後まで送り出してくれる。 そこから歩いて昼食お別れパーティーの会場へ。 立派な御食事処の大広間。 ここで、発言多発で時間のなかった選歌発表と賞品授与。 「こんな賞品もらうの、何年ぶりよ」などという人多し。このメンバーだと、選ぶ歌が普段と違う! ここでは飲み物は質素にしておく予定(予算が無い予定だった)が、カンパが予想を超えて集まったので、 禰子・知哲の世話人は太っ腹となってばんばんお飲み下さいばりに。(実際はビールを6本追加しただけ) 食事後、階下のコーヒーショップで、飲み物とデザートを会より負担して、お別れとする。 名残惜しい参加者は、なかなか帰らず、話も盛り上がり、やがて桜の花も時がくれば散るように、 みんな三々五々、散って帰って行く。 帰り際にはそれぞれ深々とハグして帰る人多し。 全員帰ったところで、ほっとした世話人連は、 「ぼちぼち帰るべー!」と 放心したように、誰言わずとも言うのであった。 以上合宿の顛末
by Cchitetsu
| 2010-05-09 15:01
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